わたしと京都

関東の友人が京都へ遊びに。僭越ながらナビゲーター役をおおせつかった。張り切って案内するとは建前で、ここぞとばかりに最近行ってみたかった場所やお店をこれでもかと盛り込んだ行程を慣行。お菓子屋さんとディープなお寺ばっかり付き合ってもらってなんかサーセンw>D氏


大学4年間を京都で過ごし、その後地元の北海道を経て大阪住まいの今、京都に思いを馳せると


「若い頃に背伸びして付き合った、大人の彼女」


という良くわからない例えが頭に浮かぶ。


初めて会った大人っぽい女性に一目ぼれ、何とか付き合うところまで漕ぎ着けたはいいけれども、彼女と付き合うには自分は未熟過ぎ、逃げるように彼女の前から去った。あんなに憧れた人との、淡々とした別れ。
数年経って、当時の彼女の思いや自分の至らないところに気がつき、また当時は見えていなかった「大人っぽさ」の他の、もっと懐深い彼女の長所にも改めて敬意を覚え、もう一度やり直したいと願う。そんな感じ。


でもまだまだ京都姐さんとサシで腹を割った付き合いが出来る男(笑)にはなれていないわたし。いろんな思いを飲み込んでもう少し成長して、姐さんに似合う人になるための行脚に、電車で30分という今の離れ具合は程好い。