南極料理人

見てきましたー。思った以上にといったら失礼ですけど、ほんと期待以上に面白かった!限られた人しか出てこない、小劇場のお芝居を見ているような映画なんですけども、登場人物のキャラがそれぞれ立ちすぎてて何の問題もない。子役に至るまですばらしい演技。つられてゲラゲラ笑ってしまいます。劇場全体が笑いに包まれる瞬間が数度。楽しい!そして料理が、美味しそうなのはもちろんなんですが、美味しそう以上にあったかい気持ちがこもった料理ばかり。ごはんを食べるっていうことは、力強くてステキなことですね。「うまい」と言わない中年たち、主人公が「うまい」ともらすには何が必要なのか。

私は怖かったり痛かったりな映画が苦手で、よって見るものは「たるーっとした邦画」byよしながふみ が多くなります。その中でも笑えるものは嬉しいなあ。映画が笑えるものかどうかって、前情報からは伝わりにくいじゃないですか。実際見に行って笑わせてもらえると得した気になります。1800円の分量は、私の場合は笑い(とほんのりな胸キュン)であってくれると嬉しいな。そんな意味で南極料理人はお値段以上ッ!でした☆また見に行きたいなー、DVDまだかなー(気が早い